On: 2010-03-08 17:48:00

今年初のブログが3月とは・・・申し訳有りません(汗
さて、今回は「C5コルベット クランクバランサー交換の巻~」です。
先日入庫したC5コルベット、エンジンルームから「キュルキュルキュラキュラ」と常に異音がします。
この症状、LS-1エンジンの癌とも言える「クランクバランサーのズレ」から来るベルトの鳴きなんです。
こうなるとクランクバランサーを交換するしか方法がありません。なので交換します。

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ベルトを外した状態。こりゃまたエライ場所に居ますな・・・どうやって交換するのでしょうか?
このブログを書いてる私はメカニックじゃないので、かなり楽観的です(笑

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下からの写真です。うわ・・・ステアリングラック完全に邪魔。隙間からしかダンパーが見えへんし。

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コマンド?

⇒ 面倒やし諦める
  意地でも交換!!
  とりあえずタバコ
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いやいや諦められませんよね。ここで諦めたら「カリフォルニアヘタレーシング」確定やし。

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と言う事でステアリングラックとスタビライザーを取り外しました。
因みにスターターモーターとエキゾーストパイプも外さないとダメです。手間掛かり過ぎ。

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やっとクランクバランサーが丸見えになりました。
ここからの作業が更に大変で、クランクが回らないようにリングギアに工具を掛けて回らないようにし、
バランサーを固定しているボルトは鬼のような固さ(50キロくらい?)で締め付けられているし、
挙句の果てにプーリーを抜く為の工具が入り難く、知恵の輪のようにして抜くしかありません。もう大変!!
・・・と書いてますが、まっ、私は聞いた話を書いてるだけなので、「ほぇ~」くらいに思ってます(汗
このブログをメカの人に見られたら「今度はオマエがしろ!」と言われそうですが、私は自称
「パーツを潰すが工具も潰す」超ヘタレ店員なので、お客様の大切なお車を触る事は許されません(笑

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もう付いちゃった写真です。いやはや大変だったわ・・・とはメカニックの言葉(笑
けど、途中で何度も作業内容を見てましたが本当に大変です。とにかく場所が狭過ぎて。
このLS-1エンジンのキュルキュル病は走行距離や年数に関係無く起こり易いので、
音が鳴り始めたら早期にご相談される事をおすすめ致します。