On: 2015-03-25 16:09:00
こんばんは
今日の記事は、1989年 GMC R1500 サバーバンのブレーキについてです
車にとって最重要なポイントであるブレーキについての記事です
サバーバンのブレーキの調子が悪いとの事でご入庫して頂きました
故障探求の結果、ブレーキの引きずりが悪さをしている状態でした。
この引きずりの主な原因はブレーキに使われているゴムのパーツが劣化してしまうせいで
ブレーキペダルから足を離しているのにブレーキが効いた状態になってしまうというものです
今回はブレーキ系統のリフレッシュの作業をさせて頂きました
まずは取り外したブレーキパーツの写真です。
フロントブレーキに圧力を伝えるためのブレーキホース
劣化で硬化していました。
フロントブレーキのキャリパーとブレーキパッド
引きずりにより熱が入り劣化してしまっていました。
リアブレーキの内部
上部についている金属の筒状の部品がホイールシリンダー
そして左右についている半円の部品がブレーキシュー
こちらは写真では分かりにくいのですが、
シューの表面が波打ってしまっていました。
取り外したリアホイールシリンダー
内部の左右についているゴムのパーツでブレーキフルードが外に出ないようにしているのですが、
劣化すると液漏れをしてブレーキの効きが悪くなります。
リアのブレーキにカバーのようにかぶさっている部品がブレーキドラム
シューが触れる面にです。波打って画像のようにすじが入っています
ボンネットの中についていてブレーキペダルの踏力をブレーキフルードに伝える役目のマスターシリンダー
こちらの内部にもゴムのパーツが多用されているので同時に交換です。
そして次に交換する新品パーツたち
交換しなかった部品はフロントのブレーキディスクとブレーキラインのパイプのみで
ほぼ新車時のコンディションにリフレッシュです
こちらは組み付け時の画像で、マスターシリンダーとブレーキドラムの外側を錆び防止のために
黒く塗装して組み付けして完成です
ブレーキが効いて車がしっかりと止まるというのは安全上、一番大事な事ですよね
ゴム類は乗っていなくても経年劣化してしまいます。
安全に乗って頂く為にも是非、弊社まで点検をご依頼下さい
F.A.S.T(ファースト)
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